Roland MKS-50をいじり倒すためにどうすりゃいいか考える。
楽器の世界にもデジタル化の波が押し寄せて、DX7の大旋風が巻き起こった頃、パラメータをいじるのに、ただ単にヒネる、ツマむがダサくなった時代があって、
LCDディスプレイに表示される数値を見ながら、指先一つで設定するってことがナウい時代があったのさ。80年代。日本製電子楽器黄金時代。たぶん。
MKS-50はそんな製品。
今でこそアナログと言われれば、グッとくる俺みたいな好きモノがいるけど、
DX7が83年。これが86年。
YAMAHAのデジタルシンセに水をあけられたRolandが、せめてもの報いとして、この薄っぺらくてぱっと見、デジタルなモジュールを作ったんだ。たぶん。
ボタンを押して項目変更、長押しで数値をタタタと変更。
当時は、LCDに映された数字をいじる感覚に「未来」を感じたんだろうね。たぶん。
DJしかり、ツマミをひねるって行為が音楽的な行為であると認知されるような今となっては、やっぱりそれは、直感的にエディットできないし、扱いづらくてストレス溜まる。
買う前に参考にしたYouTube 見て、iPadアプリでいじれるんなら、問題無いやと思っていたが、もっとアナログライクに、直感的に、いじる方法が他に無いのか探ってみた。
THE ORIGINAL
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Roland PG-300。
今となっては音源ボードよりもコントローラーの方が相場が高くなっている始末。
これを目指す!手に入れる! |
現行互換機
3万出すなら、中古でもオリジナル買うよね。ここ日本だもの。
ソフトウエア
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iPG-800 というアプリを利用してiPadで
irig MIDI 経由でエディットする方法もある。
これが一番手軽な方法だろう。
MKS-50を購入するきっかけになったYoutubeでも使っていたのはこれだ。
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D-50でも使えるのがうれしい。 |
問題があるとすれば、iOSのバージョンによっては使えなくなるかも(作者はこまめに修正している様子。といっても2年前までの話だが)
マウスでポチポチっていうのが、求めているものとは違うけど、パソコンから操作するという方法もある。
http://xmidi.com/alpha-juno-control/
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Alpha Juno Control
無料 |
開発はだいぶ前に止まってるらしく、おそらく先はない。
OSの言語に弾かれたら無理。
誰かが代わりの作ってくれるの待ち。
今、使うなら
http://ctrlr.org/ を使って自作するっていうのも手だろう。
MIDIを介してコントロールしてるだけなので、SysEx(システムエクスクルーシブ)をエディットできる何かがあればどうにかなる。
上記のハードウエア(Dtronics,MIDI CLUB)なんかはそれを形にしたものだと思う。
その辺を組み込む事ができるハードウェア単体って事となると、昔は生産されていた(pevy 1600-x、Kawai mm-16 など)みたいだが、最近だと海外のメーカーにはちらほらまだ見かけたが、国内では見かけないようだ。
今でも需要はあるのか、作られた年代から考えると、ヤフオクみてもそれなりな値段がする。
D.I.Y
A)完全コピーのPG-300を自作し、筐体デザインを含む、ソースを全公開
Teensyを使った
PG−300 CLONE Completed MKS-50 MIDI controller/programmer
開発ボード:TEENSY3.2
これよこれ。これこれ。完璧だ。
TEENSYって開発ボードは、基本はCで書き、arduinoのコードも流用でき、且つ、arduinoよりも小さく高性能らしい。
ただ、汎用的なロータリースイッチが、どうしても大きいので、元のデザインをそのまま使った場合、筐体のサイズはTR-707(350*250mm)くらいになる。
筐体抜きで手持ちのパーツ以外の金額を見積もったら、7000円くらい。
解説も詳細なので失敗することはなさそう、サイズだけが気になる。気になる。
B)PG-300/800 KORG DW-8000などにも対応したMIDIコントローラ+シーケンサ
(almost) Universal MIDI SysEx CC Programmer (and Sequencer...)
開発ボード:Arduino MEGA
80年台中頃のアナログシンセの汎用的なパラメータを16個のポテションメータに並べているだけのシンプルな構成。見ためはあとでどうにでもなる。
いまだにプリセットしか鳴らしたことがないRoland D-50もいけるかと調べたが、音源もデジタルになるとパラメータ数が飛躍的に多くなり、且つ、チェックサムもしなければいけなくなる。やろうと思えば出来なくもなさそうだが、D-50は、名機と言われるだけに様々なコントローラが存在する。
ソフトウエアはもちろん、
ブラウザからいじれてしまうのもあり選択肢は色々あるので欲張るのはよそう。
パラメータをコントロールするMIDI信号 sysEXというのは、80年代中頃の製品は、機材によってまちまちでもなく、汎用的であることを利用して16個のポテションメータで操作するミニマル思考な設計仕上げ。
Roland JX8PやJunoの他にKORG DW8000もいじれる。
設定さえ追加すれば、実家に置いてきたPoly-800もいじれるようになりそうだ。
素晴らしい!
おまけに16個のツマミはシーケンサにもなる。
アナログ16ステップシーケンサを作ろうと思って在庫していた10Kのポテションメータも手元にある。
ちょうど、頼んでおいた
SPSTのスイッチボタンも、買いだめといた
megaもある。
素晴らしい!!
Arduinoでいけちゃう。
素晴らしい!!!
上記以外にも、参考になりそうな自作機があったけど、もう、どうでもよくなってきた。
これでイク!
興奮してきたよ。久しぶりに。
Sleaford Mods のことが頭によぎって、久しぶりにYoutube。
ちょっとサウンドがオシャレになったのか?再生数も上がってる。
ついに大ブレイクか!?
加齢臭充満するダンスフロアに、野太い声でのたまうイングリッシュ、パンク、ラガマフィン。
オヤジのためのオヤジによるオヤジだけのダンス・ミュージック。
オシャレなmacでDAW?
なんだそれ。DELLでいだろ。windowsだ。バカヤロー。
打ち込み音楽を生演奏?
なんだそれ。再生ボタン押せばいいだけだろ。バカヤロー。
かっけえわ。
Sleaford Mods - Kebab Spider
Sleaford Mods - Bang Someone Out | The Moonshine Sessions
落書きTATTOO増えたかもなあ。そのワンパンマンTシャツ どこで手に入れた?
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